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さよならアルザス [7月10日(金)]

もうあと2時間したらパリに向かう空の上・・・

アルザス最後の思い出は、アルザスで一番逢いたかったお菓子たちと過ごした時間。

*今更でありますが、きさが一番恋しているのは寺井シェフのお菓子たち。
その寺井シェフが修行されたジャックに、恋しいお菓子たちのルーツを辿る(って大げさ)ためにやってきたんだから。

きさが選んだのは、上列左から
DSCF7483.JPG
プラリネ&バタークリーム(厨房で見たアントルメがあまりにも強烈だったので)
フランボワーズのムース(このコのお顔はなんだか初めてじゃない気がする)
フィナンシェ(やっぱりこ~ゆ~のも行っておかないと)
プロフィットロール(本当はサントノレが有ったら絶対選んでた)
下列は
ショラムース(だったと思う・地味だったからつい)
バニラエクレア(アルザスはコレに始まりコレで終わるのだ)
ミルフォイユ(コレは何が何でも食べとかないと)

コチラはSさんのチョイス。
寺井シェフのお店のエコバッグ(きさと色違い)を持って参戦された方だけあって、趣向が被りますね(笑)
とても迷ったリンツァー、赤すぐりのタルトが!
DSCF7498.JPG

他の方も買っておられましたが、Sさんときさがダントツで買いまくってたっけ(爆)
悔やまれるとすれば、トルシュオマロンが無い季節だったことでしょう。
DSCF7496.JPGDSCF7500.JPG

いきなりクグロフを解体しだすNっちに一同唖然。
気前良く振舞ってくれたので、ありがたくいただきました。
DSCF7503.JPG
やっぱり日本に持って帰ってしまったら質感は変わってしまうから、ココで頂けたのはありがたかった。
ストラスブールでいただいたコたちも美味しかったけれど、

やっぱりクグロフの王様はジャック!

エシレバターの威力は凄いよ。しみしみ感がバター好きには堪らない!

で、プティガトーたちは空港の端っこのベンチで解体ショウ。
適当に切って、早い者勝ち!(コレ、Sさんのケーキたちですが)
DSCF7505.JPG
いつもなら、公園で食べるケーキたちや皆の後ろ姿を撮ったりするのが楽しいんだけど、
この時は自分の壊れっぷりが怖くて、この様を外側からカメラに収める気にはなれませんでした。
と、言うよりも
背中に刺さる他人の視線を、振り返り見る勇気は無い(爆)
もしも偶然この光景を日本人の方が見たとしたら、あまりの恥ずかしさに同胞であることを拒否するかも。スイマセン。

お菓子たちを食べてみて、
DSCF7504.JPG
例えばこのミルフォイユ。
ラスト1個残っていたコ。
どう見たって元気が無い。けど、
ジャックに来た記念(寺井シェフのプティガトーを3つだけ挙げるなら、ミルフォイユ、シャンティーフレーズ、トルシュオマロンだから)と思い選んだの。←だから写真もギリギリ撮った。

パティシエールはもちろん、フィユタージュまでしっかり美味しいよぉ!

何で?????こんなにヨレっとしてるのに・・・
決してきさの贔屓目、ということではなく
他の参戦者の方々も「おやおやっ!美味しい~」ってリアクションでしたもの。

フランボワ&バニラのムースの優しい口どけ、
厨房で見たプラリネたっぷりまぶしケーキの香ばしさ、
上質のチョコムースの品の良さ、
プロフィットロールのタルトの中にはとろとろりんこのチョコレート、
100円台で買える夢のようなバニラのエクレール(カフェ味もいただきました♪)
赤すぐりのタルトもキャラメル&くるみのタルトも、リンツァーも、

やっぱりジャックは全部がツボだわ。3週間は必要。
たった1度の訪問で、魅力の全てが理解できる訳などあるはずもないのだけれど・・・

今夜にはラップに包んでしまうので、ケースから出したバニラケークを撮っておこう。
DSCF7502.JPG
ね、きっとこのケークの型は・・・クドイ?

粉と砂糖とナッツやら、削りチョコなどなどが散乱したベンチと床を丁寧に拭いて、撤収するお菓子な一行。
ボトルの紅茶も空っぽになって予定通り。

手荷物チェック場へ向かいます。が、ココで失態。
エアーサロンパスをスーツケースに入れ換えるのを忘れていました(コルマール散策中持ち歩いて使っていたため)
仕方が無いので、念入りに脚に吹きつけ(Yさんにもね)て放棄箱へ。
湿布も持ってきたので、パリはそれでしのごう。

手荷物検査場でのこと。先に検査を終えて、他の参戦者の荷物がモニターに写るのを覗き見すると

あっちにも、こっちにも、アニョー!
しかも色んな向きで1匹、2匹、3匹・・・ぴょんぴょん現れる羊たち。
それを見ている参戦者たち、もう大・大爆笑。

検査員さんが怪訝そうに「コレハイッタイ、ナンナンダ?」
「アニョー、アニョーパスカルっ!」
「アニョー・・・・?」
どうやら型と実際に焼いたお菓子では違う(型にはオーブンへの出し入れ時用の持ち手が付いているので、製菓する人以外には謎の形の物体に見えたのでしょう)のね。
誰かが、「クグロフっ!」と言いました。
すると検査員さんも納得した様子。
「ああ、クグロフか!アルザスはクグロフが美味いんだよ~」(みたいなことを言っていたようだ)

いや、ココに居る日本人全員、ググロフ食べにアルザスまで来てたんですけど(爆)
と、参戦者全員ココロの中で突っ込んでいたに違いない(笑)

19時過ぎにAIR FRANCE7343便は離陸しました。
さようなら、木骨造りの可愛いお家たち、バラ色の石造のカテドラル、眩しい葡萄畑・・・

余韻に浸る中、すぐに軽食と飲み物のサービスが始まりました。
蟹カマのマヨ和えサンドイッチとフィナンシェ。
さすがに今、口に運ぶ気にはなれません。飲み物はどうしようかなぁ・・・
すると前の席のフランス人が赤ワインを選ぶと、供されたのはミニボトル(しかもスクリュー開封せず)

やった!コレで夕食は部屋でジャックのカナッペサンドと白ワインで決定!!

「ヴァン ブラン シルブプレ~」と、いう事で小瓶ゲット♪AIR FRANCE ありがとう~

無事にオルリー空港に到着しました。
DSCF7507.JPG

DSCF7512.JPGこのカートに載ったスーツケース、サーモスのキャリーカート、パティスリーハイで買った保冷バッグ(大)がこの時の荷物。
保冷バッグは耐久性は低い(マチが大きく軽いのが良くて持ってきた)ので、こんなにパンパンにしてしまったためファスナー部分が破れてしまったのでした。(でも家まではどうにか持ち運ぶことはできました)
さて、パリでどうなることやら。
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