サン・ドミニック通りの天使 [7月12日(日)]
パイナップルのアイスを食べながら、後ろを振り向くとチラっとエッフェル塔が顔を覗かせる7区のSaintDominiqe(サン・ドミニック)通りを歩いていたら・・・
また出たな!
寿司、刺身、焼鳥!
何故にそんなにもフランス人は3点セットが好きなのよ~
おかしくて、可笑しくて、
もう自転車のことは仕方ないじゃん、と思えてきました。
すぐ先に素敵なパン屋さん!せっかくのパリなんだから、残された時間は目一杯楽しまないと!
Le Moulin de la Vierge(ル・ムーラン・ドゥ・ラ・ヴィエルジュ)
この外観は・・・きさの大・大好きなパティスリーを思い出して吸い込まれていきました。
「ボンジュ~ル」(お店に入ったら必ずこちらから挨拶するように、とのFさんの教えに従って)と言いながら中に入ると
「いらしゃいませ。」
・・・え?
いらっしゃいませ、だって!
レジの横に可愛らしい日本のお嬢さんが、笑顔で。
”地獄で仏”とはこの事か!
思わず今までの顛末を(失礼を承知でお尋ねしますがと前置きをして)彼女に尋ねると、ご自身はヴェリブを借りたことは無いけれど、こちらのスタッフさんに聞いて下さると。や、やさしい~~
お仕事中なのに恐縮しつつもフランス人のスタッフさんにあのチケットを見せて事情を説明してもらうと、
「機械が故障していることも珍しいことではないので再度チャレンジしてみて。
150ユーロは引き落とされないと思うよ。」だって。
* ここでFさんとフランス初日に「何で自販機無いんでしょ?」「あっても壊れてるから。」って話したことを思い出した。そうか、こういうことだったのか!
「ありがとうございます。私、どうしてもパリでヴェリブに乗ってみたかったので、この近くでもう一度借りてみます。そしてヴェリブでもう一度こちらにお邪魔してパンを求めさせていただきます。もしもダメでも必ずもう一度伺いますから。」
そう言い残し、急いで最寄のステーションへ。
再度1日レンタルの登録をすると、今度は無事に暗証番号付きのチケットが出てきました!やった!!
しかし喜ぶのはまだ早い。
今度は貸し出しの操作をしようとしますが、またもや上手くいきません。
ここに6台の自転車がありますが、この中で貸し出し可能の表示になっているのは2台だけ。
そのうちの1台(きさが借りようとしたもの)は操作してもロックが解除されないのです。
そこに先に借りていたドイツ人っぽい若者グループが声を掛けてくれました。
彼らが操作してもダメで(このような不具合もあるということか!)
残っていた1台は故障していると教えてくれて、出発してしまいました。
ああ、他のステーションまで歩こうか・・・その時、ヴェリブに乗った女性が返しにやってきました。
すぐにその自転車を借りる操作をすると
やった!
やっと、やっとvelib' に乗ることが出来ました。
早速Le Moulin de la Viergeに向かいます。
とはいえ一方通行ばかりなので、少し大回りしながら。
そして慣れない右側通行に注意をしながら。
お店の前の歩道には駐輪できなさそうだったので、近くの車道の二輪車用駐車スペースに停めました。
再びお店に入ると、さきほどの彼女が笑顔で出迎えてくれました。
よくよくお礼を言って、少しお話を伺いました。
サン・ドミニック通りで出逢った天使Iさんは、半年前に渡仏される前には京都・神戸のブーランジェリーで修行しておられたそうです。
こちらのLe Moulin de la Viergeはパリ市内に4店舗あり、こちらの7区のお店が一番新しいお店なのだとか。
さて何を買いましょう?
「やはりParisならばバゲットでしょうか。半分からでも大丈夫ですよ。」とIさん。
ではバゲットを、そしてレジの横にあったフィナンシェとマドレーヌは個包装ではなく6個くらいがビニール袋に入った気取らない感じで気になりました。
「どっちがIさんはお好きですか?」「私は断然マドレーヌの方が好きです。」
マドレーヌとバゲットハーフで600円くらい。
財布を見るともう紙幣がありません(昨日デュシェーヌさんのお店の追加分で現金払いしたのが予定外だった)が、少額でもクレジットOKということで助かりました。
「いつか日本のどこかで、Iさんの焼くバゲットがいただける日が来ることを願っています。」
そう言ってお別れしました。
外に出ると雨がパラついてきたので(時間も20分経過したので)急いで借りたステーションに戻しに行ってvelib' 初体験は終了。
セーヌ川まで歩くうちに、あっと言う間に雨雲が消えて、この空。
公園のベンチで見かけた年季の入った素敵なカップルにキュン☆
ああフランス、パリに居るんだな~と実感。
もちろん、舌でも感じないとね!
フランスで願っていた事が全部叶って、青空が殊更に眩しくて、小さくガッツポーズ!
また出たな!
寿司、刺身、焼鳥!
何故にそんなにもフランス人は3点セットが好きなのよ~
おかしくて、可笑しくて、
もう自転車のことは仕方ないじゃん、と思えてきました。
すぐ先に素敵なパン屋さん!せっかくのパリなんだから、残された時間は目一杯楽しまないと!
Le Moulin de la Vierge(ル・ムーラン・ドゥ・ラ・ヴィエルジュ)
この外観は・・・きさの大・大好きなパティスリーを思い出して吸い込まれていきました。
「ボンジュ~ル」(お店に入ったら必ずこちらから挨拶するように、とのFさんの教えに従って)と言いながら中に入ると
「いらしゃいませ。」
・・・え?
いらっしゃいませ、だって!
レジの横に可愛らしい日本のお嬢さんが、笑顔で。
”地獄で仏”とはこの事か!
思わず今までの顛末を(失礼を承知でお尋ねしますがと前置きをして)彼女に尋ねると、ご自身はヴェリブを借りたことは無いけれど、こちらのスタッフさんに聞いて下さると。や、やさしい~~
お仕事中なのに恐縮しつつもフランス人のスタッフさんにあのチケットを見せて事情を説明してもらうと、
「機械が故障していることも珍しいことではないので再度チャレンジしてみて。
150ユーロは引き落とされないと思うよ。」だって。
* ここでFさんとフランス初日に「何で自販機無いんでしょ?」「あっても壊れてるから。」って話したことを思い出した。そうか、こういうことだったのか!
「ありがとうございます。私、どうしてもパリでヴェリブに乗ってみたかったので、この近くでもう一度借りてみます。そしてヴェリブでもう一度こちらにお邪魔してパンを求めさせていただきます。もしもダメでも必ずもう一度伺いますから。」
そう言い残し、急いで最寄のステーションへ。
再度1日レンタルの登録をすると、今度は無事に暗証番号付きのチケットが出てきました!やった!!
しかし喜ぶのはまだ早い。
今度は貸し出しの操作をしようとしますが、またもや上手くいきません。
ここに6台の自転車がありますが、この中で貸し出し可能の表示になっているのは2台だけ。
そのうちの1台(きさが借りようとしたもの)は操作してもロックが解除されないのです。
そこに先に借りていたドイツ人っぽい若者グループが声を掛けてくれました。
彼らが操作してもダメで(このような不具合もあるということか!)
残っていた1台は故障していると教えてくれて、出発してしまいました。
ああ、他のステーションまで歩こうか・・・その時、ヴェリブに乗った女性が返しにやってきました。
すぐにその自転車を借りる操作をすると
やった!
やっと、やっとvelib' に乗ることが出来ました。
早速Le Moulin de la Viergeに向かいます。
とはいえ一方通行ばかりなので、少し大回りしながら。
そして慣れない右側通行に注意をしながら。
お店の前の歩道には駐輪できなさそうだったので、近くの車道の二輪車用駐車スペースに停めました。
再びお店に入ると、さきほどの彼女が笑顔で出迎えてくれました。
よくよくお礼を言って、少しお話を伺いました。
サン・ドミニック通りで出逢った天使Iさんは、半年前に渡仏される前には京都・神戸のブーランジェリーで修行しておられたそうです。
こちらのLe Moulin de la Viergeはパリ市内に4店舗あり、こちらの7区のお店が一番新しいお店なのだとか。
さて何を買いましょう?
「やはりParisならばバゲットでしょうか。半分からでも大丈夫ですよ。」とIさん。
ではバゲットを、そしてレジの横にあったフィナンシェとマドレーヌは個包装ではなく6個くらいがビニール袋に入った気取らない感じで気になりました。
「どっちがIさんはお好きですか?」「私は断然マドレーヌの方が好きです。」
マドレーヌとバゲットハーフで600円くらい。
財布を見るともう紙幣がありません(昨日デュシェーヌさんのお店の追加分で現金払いしたのが予定外だった)が、少額でもクレジットOKということで助かりました。
「いつか日本のどこかで、Iさんの焼くバゲットがいただける日が来ることを願っています。」
そう言ってお別れしました。
外に出ると雨がパラついてきたので(時間も20分経過したので)急いで借りたステーションに戻しに行ってvelib' 初体験は終了。
セーヌ川まで歩くうちに、あっと言う間に雨雲が消えて、この空。
公園のベンチで見かけた年季の入った素敵なカップルにキュン☆
ああフランス、パリに居るんだな~と実感。
もちろん、舌でも感じないとね!
フランスで願っていた事が全部叶って、青空が殊更に眩しくて、小さくガッツポーズ!
2009-09-12 21:04
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