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Boulangerie Mayer [7月12日(日)]

最後に向かったのは15区にあるBoulangerie Mayer(ブーランジェリー マイヤー)でした。
メトロ10号線Av Emile Zola駅から徒歩1分と行きやすく、Parisなのにドイツ・ウィーン菓子もあるというところに惹かれたのです。
日曜日の営業時間が7:30~14:30 17:30~19:30というところもピッタリだったということもあります。
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17時半過ぎにお店に入るとオーナーのマイヤーさんがお一人で接客しておられました。
先客のマダムを見送った後、一人でやってきたきさに
「カイエを見てきたのかい?」と声を掛けてくれました。
「ウィ!」とプリントアウトして持ち歩いていたカイエの紹介ページを取り出しました。
パンだけでなく、アプフェルシュトゥルーデルやザッハトルテも並んでいる店内で、ふとレジを見るとクレジットカードの読み取り機がありません。もう財布にはわずかなコインしか残っていないのです。
「カードは使いないのですね?」
「ああ、でもすぐそこにキャッシュディスペンサーがあるから。」
「ごめんなさい。時間が無くて。もうすぐにホテルに戻らないと、飛行機の時間が・・・」
路面の機械で一人じゃ怖くてお金を下ろせません。
それにトイレに行きたい~が、かなり切迫していて余分に歩ける状態では無かったのでした。
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結局バゲットレトロドールだけしか買えませんでした。
「写真を撮ってもいいですか?」「もちろん!」とプレッツエルを手にポーズを決めてくださったマイヤーさん。
お礼を言って急いで引き返したのでした。

・・・実は別の財布に(財布を3つに分けて現金を持っていた)まだ紙幣が残っていたことが帰国後判ってショック!
それに、まだコインは少し残っていたので、せめて「これで買えるだけお願いできませんか?」と言えなかったんだろう。
一番の問題はトイレになんでもっと早く行っておかなかった(皆と別れる前にジャックジュナンで行っておけば良かったのに)んだ!
とても魅力的なお店だったのに、バゲットしか買えなかったことは本当に悔やまれました。

さて、ホテルに帰らないと。
Av Emile Zola駅は地下通路の無い新栄のようなタイプの駅で(対面ホームで改札はホームそれぞれにあるので行き先を確認して入らないといけない)した。
ホームに続く改札は2つ。1つ(写真右側)は定期専用のようです。しかし左側は
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切符の投入口が塞がれている!
改札はココを通りより他なさそうなのに、いったいどうすれば?
引き返して切符売り場の駅員さんに「どうしたら?」と一日乗車券を見せると「そのまま入りな~」と答えてる模様。
ホント??そのまま入ってしまってゲートのバーを動かしても警報機が鳴ったりしないの??
え~ん、どうしたらイイの??と切符を手にして改札前で途方にくれていると、
ホームに居た黒人女性が「大丈夫よ!」という表情でゲートのバーをグルグルと動かしてくれました。
「メルシー!」と答えて切符は入れずにバーを回してホームへ。良かった~!

10号線に乗りながら手元の路線図を確認します。
北駅に戻るにはOdeon駅で4号線に乗り換えるのが一番早いのですが、前夜乗った雰囲気を思い出すと気が進みません。
が、4号線を使わずにとなると相当の大回りになってしまいます。Fさんも一人で乗ったって大丈夫って言っておられたし、早くホテルに帰らないと!(なにせトイレに行きたいし、ホテルで荷物を整理する時間も必要だし)

結局4号線に乗りました。やはり乗客は殆どが黒人さん。そして結構混んでいる。
どうにか空いている席(4人掛けボックス席)に座り、早く北駅に着かないかな~と焦ります。
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途中の駅で、乗降が終わりドアが閉まりました。
しかし暫くそのまま発車しません。ドアは閉まったまま。
乗客の人たちは「いつものことさ~」な雰囲気で、動かなくても誰も不思議がる様子も無く。
そうか、改札が壊れたままになっているくらいならメトロだってヘーキで止まるのか。
しかし今は緊急事態だし、このまま止まって約束の時間にホテルに戻れなくなったら・・・
どうしよう?手動でドアを開けてタクシーで帰る?ホテルの住所は栞に書いてあったから、見せれば大丈夫。

そんなことが頭の中でグルグルしているうちに、メトロは動き出しました。

あ~~~良かったぁ!

止まっていた時間は、ほんの短い時間だった(せいぜい1分とか?)だったはずですが、とてつもなく長く感じました。
この旅の中で一番動揺した(ヒコーキ乗り遅れる訳にはいかんでしょ!)出来事でした。

無事に北駅に到着したときには、心底ホっ。
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それと同時に、もうこの旅も本当におしまいなんだなぁと寂しさでいっぱいに。
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ホテルに到着すると、ロビーの椅子にはNシェフとNさんが既にお戻りでした。
荷物をお願いして、急いで2階(じゃない、フランス式なら1階だね!)のお手洗いへ。
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おっと、ココにも先客Nっちが!Nっちも途中から単独行動だったはず。
既に着替えを済ませて荷物軽量化作戦を終えようとしているところでした。
普段おトイレが遠いのが自慢?のきさですが、最後の最後でこんな目に遭うとは思いもよらなかった・・・。
単独行動中は一度も行かずに済んでいたのになぁ。

ロビーに戻ると、徐々に他の参戦者の方々もご帰還。
Fさんが順に預けてあったスーツケースをクロークから返却。
荷物の整理を始めるも、いつまでたっても要領悪いきさは全然片付かない(汗)
「いつまでもお店広げてちゃダメでしょ。」と最後までFさんにはご迷惑を掛けてしまうのでした。

さて、約束の19時になりました。が・・・まだ帰還していない面々が!
Mセンセイ、ABさん、Sさんの精鋭チームは最後の最後で戻られました。
カール・マルレッティ~ジャック・ジュナン(サロンで召し上がったそうです!)~パンドシュークル~ベルティヨン
Parisを知り尽くした皆様の戦跡はさすがです☆

「バスに乗りますよ~」とFさんの声が。ああ、帰りたくない~!

親子自転車 [自転車見つけた!]

メトロ10号線・Avenue Emile Zola 駅から地上に出たところで、
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自転車でお出かけ中のファミリーに遭遇。この辺りは静かな住宅地ですから安心して走れそう。
先頭のママ+下の子供さんとタンデム、と思ったらタイヤは3つ。牽引なのね。
これならママのMTBに付けるだけだから、タンデムよりも安上がりなのかな??
パパのじゃなくてママが牽引しているところもカッコ良かった!
あっという間に通り過ぎてしまったので後姿が精一杯でした。

ヴェリブ返却 [7月12日(日)]

セーヌ川を渡ったものの、どこまで行くというアテもなく。
ここまでですっかり気を良くして、欲張ってもう1軒にも行ってみようと。
そこまではさすがに自転車では行けないので、一番近いメトロで返そう。
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一人だと自分の写真が撮れないのがね~
普段は全然そんな事は思わないけど、せっかくParisなのに、とお休みの店のショウウィンドウに映った自分をパチリ。
明後日はパリ祭ということで、街のあちこちでポスターを見かけました。
今年は特に盛大な花火だったそうで、きっと素晴らしかったんだろうな~

7区でもセーヌを外れると車は少なくて走りやすかったです。
ゆるゆる走っていたら、何台もの自転車に追い抜かれていきます。
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25分で無事に2度目のvelib' も返却することができました。
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そして目の前のRue Du Bac駅から地下鉄へ。5時半というタイミングもバッチリでした。
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12号線から10号線に乗り換え
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乗換駅のホームです。実はこの辺りからチョッとマズイ展開だったのです。
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・・・トイレに行きたい。
ホントは朝から行きたかったんだよ~(エッフェル塔の見える公園で探したけど見つからなかった)
ずっと我慢していた訳じゃない(忘れてる時のほうが多かったくらい)ですが、ただいま17時半。
う~ん、一人で外のトイレに入るのには抵抗を感じていました。
一応そういう時のために除菌シートや手洗い用の携帯用アルコールを持っていたのですが、一人で個室に入るのが(防犯的に)怖かったのです。
まぁまだ我慢できなくはない、とそのままメトロに乗ったのでした。

フランスのお土産 [フランス情報]

DSCF8899.JPG今月初めにパリ・バスク・ボルドーを巡っていらしたパティシエールのTさん。
「きささんに見せたいものがあるのよ。」とアルバムを取り出しました。
バイヨンヌのルレデセールのお店”L.Rauxエル・ロー”で見つけたんですって!
きゃ~スリムケーク型だわ!しかも名前は”ケーク テライ”

「きっと前の料理通信に乗ってたルレデセールメンバー東京ツアーで買ったのでしょうね。」
「うんうん、で、寺井シェフに敬意を表してこの名前!」
・・・Sさん、バスクまで買いに行きません??

アルバムの写真もバッチリ見せてもらいました。
あ~~いいなぁ!
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さらにお土産まで頂戴しました!ありがとうございます☆
PAIN DE SUCREの胡麻サレクッキー(ちゃんとさくっといただけましたよ!)
コンフィズリーのセレクトショップ・A LA MERE DE FAMILLEのプラリズン(パリでPAIN DE SUCREのをNっちから頂きましたがコレはA LA MERE DE FAMILLEのオレンジ色のリボンが掛かっていました)
オリーブオイル専門店「A L'OLIVIER」のミニサイズドレッシング(プレーンとシトロン風味)
Le Palais des ThesのGrand Yunnan Imperial(中国茶)のパック

「今月号のFIGAROはパリ&東京お菓子特集だよ~」と伝えてお別れ。
帰りに本屋でしっかり買いましたとも。
ジャック・ジュナンのパリブレストが載っていたのを見ながらニヤニヤ~

同窓会の会場で [9月13日]

三宿からバスで渋谷へ。
いつものようにフードショーのオリジンーヌカカオに向かうと、隣がドミニク・サブロンになってる~
出来たとは聞いていたけど、まさか真横とは思わなかった。
全然混みあっている感じではありませんでした。実はパンの顔すら見なかったの。
だってParisのモンジュに連れて行ってもらったのに、ココのを食べる必要ある??
→Iさんがエスカルゴピスターシュを購入された(モンジュでもIさんが買われた)そうですが、やはり別物ですって。
それを聞いてスルーして正解とわかって安心。
で、ショコラ買わないと。
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タブレットだけにするつもりが、やっぱりボンボンショコラも。あとクレームショコラもね。

haiさんに荷物もち&浅草橋までお付き合いいただき、帰りの乗り場も確認してもらい(時間ギリギリで酔っ払いの帰路は不安)慌しくお別れ。いつもありがとう~
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会場に到着すると、きさの荷物の異常さに参戦者から
「いったいこの中は何?」・・・何だろうねぇ。開けてみるか。
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ついでに荷物整理(爆)レストランでお店広げて失礼しました~

ジョンディのアルザス料理はとても美味しかったのですが、会場で一番盛り上がるのは参戦者お手製のお菓子たち。
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クグロフもアニョーも美味しかったなぁ。途中で帰らねばならなかったので、お尻部分を頂いて帰りました。
Sさんのケーク生地のアニョーは翌日と7日目(土曜日)にいただきました(寺井シェフのケーク生地だったら1週間大丈夫でしょ)が、美味しかった!

最終の新幹線で帰宅して、でもすぐには眠れない。
とりあえずお菓子とパンの整理をしないと。
Nさんのコンベルサシオンをうっかり粉砕してしまっていたのが痛恨。

パサージュアニヴォのレザンと
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バゲット(左)、右のはプラタヌです。値段はプラタヌが倍するのよ。
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チャバタ(エラブル)の中は、
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こんな感じ。いやいや、値段はもう関係ないね。
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凄く久しぶりにパタートに遭遇したので、スルーできないし。
パン・オ・ブランは必ず買ってしまうし。以上、SSのパン(いつもより少ないでしょ!)
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ジャックのマロンケークのお返しにYさんにジャポネを進呈。

やきがしやシュシュクルの可愛いコたち☆
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すいかちゃんとネージュ(白い玉のほろほろクッキー)は345さんから頂きました。ありがとうございます。
すいかちゃんはあまりの可愛さに自分でも1つ購入してオトモダチにお土産に。
左下の”どんぐりころころ”とか、上新粉を使った和素材の5色クッキーとか、可愛い可愛いの連発。

そして、いつも飛び切りのお土産を用意してくださるhaiさんには感謝感謝。
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カーヴァンソンのケーク(シトロンとフルーツ)をオトモダチと半分っこ。
自由が丘に行かなかったら神楽坂のつもりだったんだよね。読まれてるね。

メインはあくまでアルザス同窓会だったんですが、今年はタカシマヤアタックは開催されないので結果的に上京アタックになったのでした。
7月とあわせて2日間の東京でもうお腹一杯、財布空っぽ(爆)
すべての美味しく楽しい思い出は、一緒に笑ってくださる方がいらっしゃるからこそ。
本当にありがとうございました。

三宿で泡とパンと、伝統菓子を [9月13日]

DSCF8738.JPGバタバタのうちに345さんとお別れして、1メーターでシニフィアン・シニフィエへ。
この週限定のチャバタはエラブル(ピーカンナッツとメイプルシュガー)ということで、なんとしてでも捕獲したかった!
到着時間が3時を廻りそうなので前日に電話をしておきました。
「こんにちは。」
「昨日のお電話で受けたの私なんです。」とUさん。
Aさん、Sさんは伊勢丹の催事に行っておられるとのこと。
ほどなくhaiさんが到着されました。
野菜スーププレートをシェアすることにして、飲み物は・・・
haiさんは水出しアイスティー、そしてうっかり明るいうちから泡を(爆)
アルバムを見てもらいつつ、パンも食べつつ。
山羊のフリフリチーズ、ピクルス(パプリカ、にんじん、レンコン)、南瓜の冷たいスープ
チャバタ、バゲットプラタヌ、パン・オ・ノア、ルヴァンとパン・オ・ヴァン(いつもペイザンしか買わないのよね)
空腹感は無いままテーブルについてしまったはずなのに、食べだすと止まらない~
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「お代わりオススメしてしまって良いのでしょうか?」とUさん。
次はいつ食べられるかしら?と思うと、つい。
ピカン、グードゥオートンヌ、そして本店では扱っていない仕様のニシノカオリのバゲットを。
久々に志賀シェフのパンたちを堪能できて満足。
いつもに比べて控え目に買い物をして、名残惜しくお店を出ました。

バス停のすぐそばにあるアルティザン・テラへ
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Nさんはいらっしゃるかな?とパティスリーのアトリエを覗くと、すぐに気付いて出てきてくださいました。
Mセンセイから連絡を貰ってましたよ~って。
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もう荷物がいっぱいいっぱいで・・・でも何を連れて帰ろう??
焼きっぱなし好きにはコンベルサシオンは必要でしょう。
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ビオワインのジュレも
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Nさんイチオシはガトーバスクということで、ショコラと
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グリオットの両方を。そして隣には見慣れぬお菓子が、
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リムーザンの地方菓子・クルーゾワだって。ヘーゼルナッツ好きにはスルーできない。
Nさんのご好意にすっかり甘えてしまいました。ありがとうございます。

塩キャラアイス再び! [9月13日]

DSCF8726.JPGフランス旅前日祭?でも伺ったので、今回は見送ろうかと思っていたパリセ。
しかし先週のランチで金子シェフとお話させていただいてしまったら、そして345さんとご一緒だからこそ金子シェフのお顔を拝みに行かなきゃいけない気がして。
しかし、残念ながらシェフはお留守で(先週は「少し出てる時間もあるけど殆ど居ますよ~」って仰っていたのに!)残念無念。
でも対応してくださったヴァンドゥースさんがとても感じが良かったので和みました。
「デセールは出来るかどうか、まだ判らないんで。」と先週は仰っていらしたので期待して行っちゃだめかな~と思っていたら、ちゃんとありました!
しかも、先週の感激の味・塩キャラメルアイスが添えられた別のデセールがあるじゃん!!
これは注文するしかないでしょう!!

そして、もう1つ(目白で張り切りすぎたので二人で2品が限界と思われた)選ぶなら・・・
345さんもきさも同じプティガトーに目が吸い寄せられたの。

洋梨のミルフィーユに塩キャラメルアイスクリーム
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アシェット専用だと思われるエアリーなパイ生地に、大きな洋梨の半分がどすん。
あまりの大きさに、少しでもバランスが崩れるとずり落ちてしまいますよん。←テーブルに置くときにてっぺんから落ちてしまって恐縮しきりのヴァンドゥースさんでしたが、これを運ぶのは相当困難だわ。
パティシエールとキャラメルソースに絡めていただきますが、こちらの中にも塩が振ってある感じ。
「この塩キャラアイスが先週メチャメチャ美味しくてね~。」
どれどれ、とお口に運ぶ345さん
パッチリな瞳がこぼれちゃうんじゃないかと心配するほどに大きく見開かれたのでした!
ね、ね、これ凄いよね!
リヴェールドールでいただいたパンデピス×洋梨も美味しかったけど、コッチの方がもっと好き♪

新作の・・・名前はナンだっけ?新星誕生とでも言いたくなるルックス☆
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金子シェフの絶品タルトの上に鎮座するピンクのドーム。
グレープフルーツや洋梨がつやつやワインゼリーの海の中から透けて光って、もうホントにお星様のような可愛さです。
綺麗に食べるのはムツカシイのが難ですが、お味はそりゃ~最高です♪
ちなみに、これはテイクアウト不可ですのでご注意を>ご近所の方

パンと焼き菓子を少しだけお持ち帰り用に購入(やはり先週のパートドフリュイはあのときの特製だったみたい)して、もう1軒ご案内いただきました。

三軒茶屋から、てくてく。自転車だったら何てことはない距離だけど、アホのような荷物と供に歩くのは苦行に近いものがあるがコレも自分の甘さ故。
通りすがりでは絶対に発見できなさそうな場所に、やきがしや SUSUCRE (シュシュクル)はありました。
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ちょうどお子様お菓子教室のマドレーヌが焼きあがったところで、店内はシアワセな香りに溢れておりました。
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そして絵本の中から飛び出してきたような可愛らしい焼き菓子たちがいたるところに。
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345さんがオススメするお店ならば絶対間違いないので期待してやってきたのですが、期待以上のミラクルワールドでありました!
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”やきがしや”の名の通り、冷蔵ケースは無いお菓子屋さん。
3人のパティシエールさんで作られておられるようなので、種類は桜山ルルーさんの5倍近くある感じ。
だから迷います。迷います。迷いますね。
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クッキーや袋入り焼き菓子にもエージレスは入っていないので、お日持ちは少し短めですが心意気が素晴らしい!
カヌレとバスク、そして小型菓子を数点お買い上げ。そして345さんからもお土産を頂戴しました。

次のお店まで、本来ならば歩ける距離ですが疲れがピークのためタクシーを拾ってもらって345さんとはお別れ。
甘い半日をありがとうございました!

夏秋エーグルドゥース [9月13日]

新宿で100周年の山手線を逆周りで目白駅へ。
少し早めに到着したので、この後の展開を考えてココでSuicaを購入しておきました。←やっぱり必要ですな
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程なく到着された345さんとご一緒に、
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「外観の写真ばっかり増えて困るね。」「まったく!」

さて、今日はお店で食べますよ~
久しぶりの、しかも夏は初めてじゃないかしら?
白紙委任をいただきましたので、夏の名残と秋の気配のプティガトーを。
Mセンセイに「今日はディナーがあるから控えめにします~」なんて言っていたのは、お店の中に入ったら忘れ去られてしまうのです。
生憎2つのテーブルは埋まっていたのですが、待つ間堂々とお店の中に居られることのほうが嬉しかったりして。
あ~もうココまで来ると普通じゃない(判ってるってば!)お菓子を見ているだけで十分だから、一日中この中にいたいと思うくらい。

ペーシュ・ドゥ・ヴィーニュ
ドーム型の濃いピンクの赤桃のムースの周囲には小判型に焼いたシャルロットの生地
ムースは一瞬で口の中で溶けていき、言葉が出てこない美味しさに呆然。
キャナーリ
カナリアイエローのスリムなマンゴーのムースは、テーブルに運ばれて来る間に「くねって」お皿に鎮座しておりました。
このコを持ち帰るには相当困難に思われます(笑)
マンゴーだけかと思いきやオレンジとの組み合わせに、あああ~~ダメっ。

大量買いの時期が圧倒時にお正月なので、フルーツムース系はお初と言ってもいい状態で。
どうしてくれましょう。どうしてくれましょう。どうじてぐれるんだぁ!
また来年の夏まで恋焦がれよという事なのか!

これ以上、新しいお菓子に手を出すのが怖い。
でも、まだ目の前にはお菓子が2つ。

キャラメルショコラ
他では絶対にな出逢えない、甘くてビターなキャラメルショコラ。
プティガトーどころか、アントルメ1台でも即食してしまうに違いないくらい。

そして、秋~冬の王様トルシュオマロンには1週早かった代わりに、栗の新作コンポートドゥマロンを。
カップの中にはとろとろ~のマロンクリーム、上半分はシャンティーという超シンプルなもの。
コレに別添えの焼きメレンゲを砕いて混ぜながら頂くのですが、

こ、これは・・・フランス産栗汁粉!
さしずめメレンゲは最中か?
あ~ダメでしょう。こんなの作っちゃ!

今日も寺井シェフのお姿を拝みつつ、夢のような時間は過ぎて・・・

そろそろ、次に行かないと。
目白駅に引き返します。そしてホームの隅でやっと1枚、シャンティーキャラメル。
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キャラメルクリームはビターかつ塩味。中にはパティシエール。
小ぶりながら存在感はたっぷりなコです。甘いだけじゃないの。

当然ながら、生ガトーだけで店を出るはずは無い。
半分っこ、という言葉はイイ言葉です。
ケークキャラメルポンム
秋のケークオフリュイ
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ガレットペイザンヌは、一目見て連れて帰ることを決めたの。
いや、だって、これは、どうしたって食べないとダメでしょう。
寺井シェフのお菓子はシンプルなモノほど惹かれてしまうのです。
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タルトオーフィグは、ジューシーな無花果がたっぷり。周囲にはお得意のココナツの飾りで仕上げてあります。
カットしてみると、ざっくりしたパイのような生地なところも嬉しくなります。
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ナイフとラップとウェットティッシュは常に携帯しております(爆)
バゲットはパサージュアニヴォのよ。レザンは半分っこ。
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チョコレート色の電車はグルグルしているようです。もっと早く撤収していれば乗れたんですが、見ただけ。
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さて、次に向かうは目白に続くもう1軒のパリが有るところ。

☆エーグルドゥースのお菓子の名前、この日はメモは取らずSさんに教えを乞い(こうこうこ~ゆ~の、と伝えると即答!)ました。そして「新商品一網打尽」とのお言葉を頂きましたので、寺井教信者の末端の面目は保てたか?!

アルザス同窓会の朝から [9月13日]

9月13日に行われた楽しい集まり。
それまでに”いきなりアルザス”を完結しようと頑張ってみたのですが、あと少しを残して上京することになりました。
その席で
「旅blogが終わってしまうのが寂しい。」
「今日はいったいドコを廻るとそういう状態になるの?(笑)」
というお言葉を掛けていただきましたので、先にこの日の行動をアップしたいと思います。

早朝の新幹線に乗り、東京に到着したのは8時40分でした。
最終の新幹線に乗ることは決まっていたので、それならば一番安価に行けるJR東海ツアーズの日帰り東京プランを利用しようと。
このプランは名古屋始発、名古屋止まりの乗車率が悪い(と思われる)新幹線に限られるので(しかも個人旅行扱いになるので、万一乗り遅れると乗車券までもがパーになるというリスク付き)往復15800円なのです。
朝から夜まで目一杯東京で遊びたい人にはもってこい!(ちなみに2~3人ならば1泊付きで正規の往復新幹線代よりも安いプランもあります)

話が逸れましたが、
日曜の朝、駅から近い美味しいパン屋さん、という事で
東京駅のコンコースをず~っと歩いて一番遠い中央線へ移動。予定通りの快速に乗車しました。
中野、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻、吉祥寺と何度も乗った駅を眺めながら、初めての武蔵境へ。
南口を出たらすぐに左に、最初の道路に出たところに
BOULANGERIE Passage a niveau(パサージュ ア ニヴォ・踏切の意味)
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幸い先客はおらず、ゆっくり買うことが出来ました。だって時間が無いんだもの。

種類は結構揃っていましたが、ユル顔で知られるカスタメロンは10時半頃、ということで断念。
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棚の上の3点は・・・嵩張るけど連れて帰るよっ!
バゲット、レザン、そしてチビKAKU、このバゲット君のエコバッグが目に留まったのですが、試作品で(思いのほか高くなってどうしよう?ば状況なんですって)残念。
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さて、朝食にと購入したのは、

クロワッサン・160円
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トマト&オリーブ・90円
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もう一つ、どうしようかと思ってご主人に相談(シェフブーランジェは奥様で、ご主人が接客担当)して決めたのは、
レギューム・180円
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目の前の公園で、まずはクロワッサンを。
期待は裏切られることなく、秒殺(笑)
え~、これが160円でいただけるのなら・・・万歳!武蔵境!!

あまりパンに夢中になって引き返す快速に乗り遅れると大変なので、駅に戻ります。
今日はSuicaを忘れてしまって、久しぶりに券売機で購入。
日曜の午前、人気のあまり無いホームの隅っこでトマト&オリーブを齧ってみると・・・

ジューシーなトマトに攻撃を受け一瞬怯んでしまうが、これは3口(推定15秒)で完食。
あの~、これ、本当に90円で良いんでしょうか??

ここまで来たら、
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ご主人のオススメを我慢できるはずもなく!
野菜スープのような優しいパン。凄い!凄い!凄いよ~!!

このあとすぐに快速はホームに入ってきて、電車の中に粉香を撒き散らしながら目白へ向かいます。

浅草橋でアルザス [9月13日]

ブラッスリージョンティでいただいた2ヶ月ぶりのアルザス料理の数々♪
Mセンセイは何度もお店に伺っておられるそうで、オーナーソムリエさんもとても素敵な方でした。

最初はやっぱりタルトフランベで乾杯です~
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続いてハツのコンフィがたっぷり乗ったサラダ。この頃にお仕事を終えられたNシェフとNさんが登場。
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クグロフはキノコのサレ。かなりお塩が効いているので、
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ワインが進みます~。飲みすぎると帰りが危険!
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念のためアラームを掛けてテーブルの上に置いていたのですが、時間はすぐに経ってしまいました。
お魚のシュークルートが出てきたところでタイムアウト。2口だけ口に運んで、バタバタで片付け。
アニョーちゃんたちはお尻をカットされ、ラップしてお土産に頂戴しました。他にもお土産をたくさん、たくさん。
駅から近いお店だったのでとてもありがたかった!

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後ろ髪は抜けそうに引っ張られつつ、一足(いや、三足くらい)早くお店を後にしました。
Mセンセイは席を外され、駅までお見送りをしてくださいました。ありがとうございます。
駅のホームで足にはエアサロ拭きつけまくり(爆)

無事に最終の新幹線に乗車し、ダーに迎えに来てもらったので帰宅したのは12時半前。
沢山のお土産のお菓子たち♪
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右上 Mセンセイの母アニョー レモンとバニラが優しく香ります♪
右下 ABさんの子アニョー(プレーン) 写真撮らずに食べちゃいましたがチョコチップの双子なのでした
左側に続いて
Sさんの父アニョー 自家製レモンピールとヘーゼルナッツ粉が香るケークタイプ
*Sさんアニョーが一番大きくて、寺井シェフケーク型の3本分の生地を仕込まれるそうです。
Nさんのクグロフ(ジャックのルセットで金属型で焼いて仕上げに発酵バターをしみしみ)
Hさんのパンデピス(綺麗にカットして個包装してご用意くださいました)
Yさんからお土産の福岡ジャックのマロンケーク☆

会場にYさんがいらしたとき、「久しぶり~」と挨拶をしたYさんが次に発した言葉は
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「きささん、今、あたしよりもコッチ見たでしょ!」と、ジャックの紙袋を掲げたのでした。バレてたか~

お別れ間際にIさんから頂いたのは、吉祥寺ダンディゾンのブリオッシュでした(つぶれてしまってごめんなさい)
きび砂糖の「クリスティオン」、チョコレート(コーヒー入りガナッシュ)が「ラブショコラ」だそうです。
↑Iさん補足ありがとうございました!
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ずっと前から行きたい行きたいと思いつつも、盆正月しっかりお休みで行けないお店だったので感激!
朝食にいただきました。プレーンも美味しいけど、チョコのリッチさと言ったら!!
そんじょそこらのお菓子屋さんじゃ太刀打ちできないほど贅沢な味わいです☆

ARさんからは、欧風菓子クドウのレーズンクッキーと、
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あ~このパッケージですぐに判ります♪
リリエンベルグですね!!嬉しいよ~
しかもキプフェルとフロランタンを選んでくださる辺りがね・・・・流石です!

Nさんからプレゼントしていただいたのは(お店に押しかけていってしまったのよ)
bioのワインゼリー、ガトーバスク(グリオット・ショコラ)、リムーザン伝統菓子のクルーゾワ(初めて見るお菓子です!どんな食感かとっても楽しみ~)、そして写真はなしですが
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週末限定のコンベルサシオンも頂きました。日曜の真夜中、持ち帰ったパンお菓子を整理しながらコンベルサシオンをシャクシャクと。ほっくり栗が入っていて、美味しい~~

ホントに沢山のお土産をありがとうございました。
きさのこの日の戦利品の中でも、やはりアルザスなお土産はスペシャルに嬉しいお菓子たちです。

最後まで参加できなかったのは残念でしたが、久しぶりにあの楽しい1週間を3時間弱に凝縮した夜でした。
・・・ちなみに、解散は日付が変わる間際だったそうです。泊りで行きたかったなぁ!!

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