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土屋シェフ、ガーナへ [ショコラ祭2010]

名鉄サロショコ初日のセミナー、もうお一方はテオブロマの土屋シェフ。
開始前の時間に伊勢丹に飾られていたオブジェの修復作業をなさっていました。
あ~こんなに素敵だったのに・・・ショコラはやっぱり繊細です。
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↑開始直前になっても催事担当者は舞台の上の非礼に気付かない。
もう何年も名古屋に来てくださっているシェフに申し訳ないと思わないの??

さて、本題へ。
昨年ガーナを訪ねられたという土屋シェフ。現地の状況は、恐らく想像の範囲を超える過酷さなのでしょう。
土屋シェフと言えばコレを手にされた写真が印象的ですが、カカオポッドの山でいつものポーズ。
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ガーナと言えば、大手メーカーの赤いパッケージのアレですわね。
ショコラにまつわる話の中に、
「カカオ農園で学校にも行かせてもらえず働いている子ども達はチョコレートを知らない(食べたことも無い)」
というものがありますが、土屋シェフによるとココではそうではなかったと。
彼らはチョコレートを見ると喜んだ(存在を知っている)
ガーナにチョコレートが無いのは冷蔵庫が無いから(ガーナの常温では融けます)
学校に行かせて貰えないのではなく、学校が無い(子どもの数に足りない)ため、午前・午後交代で通ったりしている。学校と言ってもノートも鉛筆も無いのだけれど。
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貧しい国であることの象徴がこの白身×白身の卵なのだと思いました。
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現地に行かなければ、自分の目で見て、耳を傾け聞かなければ、判らないことの大切さ。
行動し続ける土屋シェフの情熱には頭が下がります。

後半の試食はパヴェセレクショネ。ブースでも試食を頂きましたが、やっぱり美味しいよね~
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これだけ?って思ったでしょ、と土屋シェフ。
去年は名古屋に持ってきて下さらなかったテオロンを一人1つ。
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何味にしようか悩んでパッションにしました。樋上公実子さんのヘビ箱も可愛い♪
こんな感じで、マカロン形のショコラ(粉生地では無い)です。
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ね、ホントに酷いよね。この状態で食べてガッカリされちゃ作り手がお気の毒過ぎますって。

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