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ジャン=ポール・エヴァン [ショコラ祭2010]

DSCF0082.JPGきさ的名古屋ショコラ祭dayの最後を飾るイベントは大御所で。

名鉄サロショコのセミナーは年々トーンダウンしているのですが、さすがにエヴァンさんの人気は凄かった。
事前のアイカード予約枠も早々に締め切られていたし、当日も整理券は争奪戦だったそうだし、会場には立ち見が溢れていたし。

セミナー開始直前まで、隣のルタオカフェで商談中のエヴァンさん。
もう始まる時間ですけど~、と思ったら、なんと脇から舞台に登場。

例年のことながらコックコートではなく、黒ずくめの装いで。
このあと梅田阪急に移動らしく、セミナー後はあまり時間がないらしい。え~~そんなの聞いてないし。

今年はホントにカカオ農園ネタが多い。
エスプリ・ドゥ・パリ鈴木シェフはエクアドル、テオブロマ土屋シェフはガーナをそれぞれご訪問。
ルレ・デセール×料理通信ではヴァローナのベネズエラ農園の紹介スライド、
そしてエヴァンさんはマダガスカルのフランソワ・プラリュ氏の農園へ行かれたそうです。
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若い頃は写真家を志しておられたというエヴァンさんが撮影された写真を披露してくださいました。
プラリュさんといえば、ベルナションと並んで自前のチョコレート工場を持つ屈指のショコラティエ。
bio=オーガニック(無農薬有機農法)の農場の行き届いた品質管理の様子などをご紹介。

「でもそろそろ皆さんはショコラを楽しみたいですよね。」と4種の試食が登場しました。
エヴァンさん流のデギュスタシオン指南は、
ボンボンを先に、パレを後に。それぞれの順は、ビターが好きならミルクから、ミルクが好きならビターからどうぞ、とのことでした。
↑好きな味で終えた方が良いでしょう、とのこと。
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エヴァンさんの唇が転写された(日本人ショコラティエだったら無理やろな~)リップスはヘーゼルナッツプラリネとオレンジのパートダマンドの2層仕立て。
アムール・オーレはキャラメルベースのアーモンドミルクにベルガモットの香り。隠し味にフール・ド・セル。
パレファンはキャラメルセルとベネズエラ産のスパイシーなショコラノワール

DSCF0079.JPGデギュスタシオンは一人よりも皆で話し合いながら味わう方がより楽しめる、と仰るエヴァンさん。
確かにそう思います。特に複雑な味わいのボンボンはパクパク食べたりせず、1つ食べては和やかに~ってのが楽しいですよね。

今年のサロショコのテーマはオペラでしたが、クチュリエ(服飾デザイナー)とのコラボでショコラドレスを作られるのにあたり、エヴァンさんは全部ショコラで作ることに拘ったのだそう。
「とけてしまうので大変ですが楽しいですよ。」と。

まだまだ話しは尽きない感だったのですが、ブースに立つ時間も必要という事でお開きとなりました。



もちろん、アレを手に行きましたとも。
エヴァンさんの出発まで時間があまりありません。果たして間に合うのか??
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どうにかサイン&写真げっと(笑)
後ろに長蛇の列だというのに、全く気にすることなく丁寧にサインしてくれるのよね~

この後、気付くと20:00過ぎているというビックリ事態で慌てて帰宅。
楽しいおしゃべりってどうしてこんなにも時間が早く経ってしまうんでしょうね??

さて、あとは週末のセミナーを残すのみになりました。

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